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FRP製品の製造過程における欠陥検査


 FRPは、母材の割れ→母材と繊維のはく離→繊維の破断という破壊過程を示す。この破壊過程において、それぞれ特徴あるAEが発生する。右図は、発生したAEの振幅分布を示すが、下記のようにそれぞれの分布が破壊過程と対応する

 A:母材の割れ
 B:母材と繊維のはく離
 C:繊維の破断

 したがって、FRPから発生するAEの振幅分布を分析することにより、その破壊過程を評価することができる。

 また、FRPに欠陥が存在している場合、例えば製造過程において母材と繊維の接合不良などが発生した場合、その製品に一般的には設計荷重の30%〜60%の荷重を付加すると、欠陥が存在しない場合にはAE発生は認められないが、欠陥が存在するとAEが発生する。このように、品質上問題のない荷重を付加してAEの発生の有無を計測することにより、FRPの品質を評価することができる。

 

 


FRPの破壊に至るAEの振幅分布


FRPへの荷重の付加

 

 

 

 

 

 

 

 

欠陥のない製品の振幅分布

 

欠陥が存在する場合の振幅分布


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