日本フィジカルアコースティクス株式会社

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アコースティックエミッション(AE)の基礎知識と技術情報
 アコースティックエミッション(Acoustic Emission)

アコースティックエミッション(AE)は有用な技術ですが、十分な情報がなく、導入を躊躇されたりあきらめたりされている方々がたくさんおられることと思います。本ホームページはアコースティックエミッション(AE)に関する技術情報(文献、技術資料等)を紹介します。アコースティックエミッション(AE)の導入のお役にたてば幸いです。
 アコースティックエミッション(Acoustic Emission)とは?

アコースティックエミッション(AE)は、「材料が変形したりき裂が発生したりする際に、材料が内部に蓄えていたひずみエネルギーを弾性波として放出する現象」と定義されています。この弾性波を材料の表面に設置した変換子すなわちAEセンサで検出し、信号処理を行うことにより材料の破壊過程を評価する手法がアコースティックエミッション(AE)法です。圧力容器、ダム、建物、道路、飛行機、自動車等、さまざまな構造物、設備の亀裂や摩擦摩耗の進行を破壊することなく評価することができます。また、漏洩、腐食、放電などの現象でもアコースティックエミッション(AE)が発生し、これを検出することにより配管の漏洩や腐食、変圧器の部分放電などを評価できます。
 IoTの切り札AE

2016年4月、政府が主催する産業競争力会議は、今後の成長戦略をまとめました。その中で、IoT(もののインターネット)、ビッグデータ、AIなどの先進技術により、新たな市場を創出することが大きな柱になっています。環境雑音に影響されない高周波数帯域を計測するAEは、スマート工場、スマートコンビナート、そしてインフラ構造物におけるIoTの切り札として、既に広く適用されています。当社は、AEによるIoTとビッグデータ解析を統合した、総合評価システムを提供しています。

文献:
湯山茂徳:IoT、ビッグデータ、及びAI適用の現状
湯山茂徳:インフラ構造物のAEによる連続モニタリング
西本重人、湯山茂徳:AE法の製品検査への応用
湯山茂徳:AEによる構造物のインターネットモニタリング

湯山茂徳:世界初のIoT適用事例
 アコースティックエミッションの基礎知識

AE法でアコースティックエミッションを計測して評価するために必要なAE法の原理や計測方法などの基礎知識を説明しています。
AEの基礎知識 AEの材料評価 AEセンサ AEに関する文献
AEの検出方法 AEの設備診断 信号弁別装置 AEに関する書籍
AEの評価方法 AEの製品検査 計測装置 AEに関する用語
 アコースティク・エミッション(AE)の適用事例と文献・技術情報

下記の6分野に分けて、AE適用事例と文献・技術資料をまとめています。
基礎技術 加工技術 設備診断
製品検査 腐食・漏洩 土木技術
 アコースティックエミッション(AE)に関する書籍

  • アコースティック・エミッションの特性と理論
  • 現場の疑問に答える実践振動法による設備診断
  • アコースティック・エミッション試験Ⅰ
  • アコ-スティック・エミッション
  • アコ-スティック・エミッションの基礎と応用
  • アコ-スティック・エミッションの理論と実際
 アコースティックエミッション(AE)に関する学会

 アコースティックエミッション(AE)に関する企業

 アコースティックエミッション(AE)に関する用語

  • AE Acoustic Emission: アコースティックエミッション
  • AEセンサ AE Sensor: AEを検出するためのセンサ。圧電素子(PZT等)
  • プリアンプ Pre-Amplifier: AEセンサの出力を増幅し主計測器に信号を伝送するアンプ
  • HPF High-pass filter: 低周波数をカットするフィルタ(ハイパスフィルタ)
  • LPF Low-pass filter: 高周波数をカットするフィルタ(ローパスフィルタ)
  • 源信号 Source signal: AE発生源の信号またはAEセンサの出力信号
  • 検波波形 Envelope signal: AEセンサの出力を包絡線検波した信号
  • 振幅 Amplitude: AE信号の最大振幅
  • エネルギー Energy: AE信号のエネルギー(定義例:振幅×持続時間)
  • ヒット Hits: AEの発生数
  • 持続時間 Duration: AE信号の発生時間(持続性)
  • 位置標定 Location: 複数のAEセンサへの到達時間からAE発生位置を算出
  • ディスクリミネータ Discriminator: HPFとLPFとアンプを基本構成とする信号弁別装置
  • 絶対感度校正法 相互校正法: (日本)または表面波インパルス応答法(USA)

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